猛毒きのこ「カエンタケ」

ご無沙汰しております。
すっかり夏が終わり過ごしやすい日々となりました。
ここ池の平は昼間でも20℃を下回る日が続いています。

さて、本日は当館のきのこ観察会にて講師を務めて頂いております滝澤則之様より、猛毒きのこであるカエンタケの実物を拝見させていただきました。

こちらです!

※写真撮影後処分しました。

大きさ約5cmほどの小さなものですが、このサイズのカエンタケ1個でも人間に対して致死量の毒があるそうです。恐ろしいですね。
カエンタケの毒は即効性のもので、かつ自然毒の中でも最強クラスの猛毒です。
人間の生きている身体の細胞に直接、即ダメージを与えます。食べてしまうと飲み込んだ直後から食道、胃など消化器がすべて潰瘍を起こし、死に至ります。
奇跡的に命は助かったとしてもカエンタケの毒で脳が縮んでしまって、重い後遺症が残ってしまうそうです。
生のものを素手で触れただけでも皮膚にただれを起こすとのことです。
昨今の状況により皆さん頻繫に手洗いや手のアルコール消毒を行っていますよね。きっと普段の時よりも皮膚が敏感になっています。特に注意してください。というよりも

絶対に見つけても触らない、採取しないでください。

生で触ってはいけないきのこは稀ですので、通常きのこに触る際には素手でも問題ございません。
広葉樹の枯れ木に生えるということですので、そういったところで赤くて細長いものを見つけた際にはお気を付けてください。

ちなみに今年既に冬虫夏草と間違えて誤食し中毒は発生しているとのこと。
これから秋のきのこシーズンがやってきます。みなさまも十分に注意し採取したきのこを食べる際には慎重な判断をお願い致します。

10/25追記
枯れ木に生えるカエンタケの写真をご提供頂きました!

こうしてみると炎が燃えているようにも見えます。
この姿がカエンタケの名前の由来なのも納得できます。

笹ヶ峰オオハンゴンソウ駆除&メジロその後

8月21日に、妙高環境会議主催の笹ヶ峰高原オオハンゴンソウ駆除活動に参加して参りました。
各種関係機関、環境サポーターズなど総勢過去最多の80名が集結し笹ヶ峰キャンプ場周辺、トクサ沢付近を中心にスコップで抜き取りを行いました。

この日の笹ヶ峰高原は快晴で日向は体感気温30度を超えていました。
熱中症とコロナ両面に注意しながらの活動となったため皆さん大変であったと思います。
集合時にはマスクの着用し、作業時はなるべく固まらずに少人数で別れて作業するように心がけておりました。

約2時間の作業で400~500㎏(ニュースサイト:上越妙高タウン情報の記事より)と昨年並みの量がトラックに積み込まれ、焼却場へ運ばれました。
個人的な推測ですが、昨年よりも作業人数が増えたにも関わらず駆除したオオハンゴンソウの量は昨年並みであることは、これまで継続して駆除を続けて少しずつオオハンゴンソウが減っているのではないか、と思っております。
笹ヶ峰キャンプ場付近は火打山の登山口があるので、種子が登山者の靴底を経由し火打山への侵入が懸念されます。
なんとしてでも火打山の登山道への侵入を阻止しなければならないと思います。

さて、話は変わりまして先日発見したメジロちゃん。
昨日24日に様子見に行ったところ、巣に出入りするメジロの姿は見受けられませんでした。
今朝ももう一度確認しましたがやはりメジロの姿は見えず。巣は綺麗に残っていたのでカラス等の襲撃はないと見られます。雛が無事巣立てたのでしょう。安心しました。

今朝のメジロの巣の様子。先週とは変わって暫く待ってもメジロは来ませんでした。

安心して事務所へ帰る道中の木で実を食べる4~5羽のメジロの集団を発見しました。
巣から100mも離れていない場所です。もしかしたら子育てしていたメジロとその子どもたちだったのかな、と思いほっこりしました。
元気でね!!

嬉しい発見がありました

メジロといえば、春。桜の花とメジロの姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
そんなメジロの今、夏の姿をお届けします。
こちら!

先日開催致しました「はじめてのバードウォッチング」道中で巣を発見。

観察をすると、こんなラッキーな瞬間も!

・・・・・・
ちょっと分かりづらいのですが、雛がくちばしだけ見えています。

子育て中のメジロの巣でした。
親鳥が巣から飛び立った瞬間一瞬だけくちばしが見えました。
(撮影した動画の画面キャプチャーです)

ご存知の方も多いと思いますが、子育て中の野鳥の観察や撮影は細心の注意を払う必要があります。
人が殺到するとストレスがかかってしまい、親鳥が育児放棄をしてしまう可能性があります。
この記事で掲載したメジロの巣の撮影は、イベントとは別の日にスタッフ2名だけで観察と撮影をしています。

夏のバードウォッチングは、葉が生い茂り難しいとされていますが、他の時期には見られない雛鳥の姿を観察することができる貴重なシーズンです。
まだまだ暑い日が続きますが、熱中症に気を付けてお過ごしください。

アラゲキクラゲ生育中

普段は自然の移ろい・成長を見守る立場ですが、
今回、とうとう自ら育てる試みに手を出します。

普段、キノコの観察会でお世話になっている講師の方から、
素敵なものをいただきました。

なんとキクラゲ(アラゲキクラゲ)の栽培キットです!

いま育て方の説明書を熟読しております。
コツが要るようですが、うまく育った暁には、またアップしたいと思います。

新ビジターセンターの完成予想図!?

旧 妙高高原ビジターセンターの工事現場で、こんなもの↓が壁に貼ってありました。

新 ビジターセンターの完成予想図でしょうか!
一枚目(上)は、いもり池の方から見たもの、
二枚目(下)は、反対側の駐車場側から見たもののようです。

池側では、テラスが設けられ、休憩しやすくなっています。
軒下が大きく取られていることも分かりますね。

駐車場側では、入口付近で僅かですが「く」の字形になっていることが分かります。
建物は旧館と同じく一階建てのようですが、高さは低くなったように見えます。
入口階段が半分以下になって入りやすくなっていることは魅力的ですね!

どちら側から見ても大きなガラス面があり、建物中の雰囲気が見やすくなっています。
旧 妙高高原ビジターセンターが全面コンクリ壁だったことを考えれば、
柔和な雰囲気になっています。

また、予想図には載っていませんが、当館ツイッターにも載せた通り、
名物だったビオトープもそのまま残るかと期待しております。

建物の取り壊しが終わった後もビオトープは残っていました。工事前は無くなるものだと思っておりました。

引き続き、最新情報あればお知らせいたします。
新館の完成予定は令和4年春頃です。施設名称は変更となる可能性もあります。

ミズチドリ間もなく満開です

現在のいもり池周辺のミズチドリです。八分咲き?ほぼ満開?です。
今年も無事咲いてくれて一安心しています。
池の端だけでなく、よーくよーく湿原を観察してみると、湿原にも数株発見!

昨年はこんなところに咲いていなかったような気がします(2年目なので間違っていたらすみません)
ヨシの地道な刈り取りが実を結んでいるのであれば、これほどうれしいことはありません。
地道な手入れ作業が欠かせませんね。

沼の原湿原へ行ってきました

昨日、斑尾高原にある沼の原湿原でトキソウが見ごろだよ!とさるお方からのタレコミ情報を頂き、居ても立っても居られなくなり行ってきました!

風に揺られるふわふわのサギスゲです

湿原のなかの木道には、ベンチもありひと休みすると美しい自然、心地よい風、囀る鳥の声に包まれました。

※一部スマホの電波が入りません(au〇、ドコモ×、その他各通信会社は未確認です)
※現在沼の原湿原への道路が一部工事の為通行できません。回り道が必要です。

今年も始まりましたスイレン駆除

昨日から毎年恒例のいもり池のスイレン駆除作業が始まっております。

今回は例年とは異なった方法での駆除です!

鋤簾(大きな底引きの鍬のようなもの)は使わず防草シートで池の底を覆ってスイレンの生育を阻害しよう!という作戦です。
シートを張る前に、水面の葉っぱを刈り取ります。
今回はコロナ対策により、少数精鋭での作業。作業は明日まで!お疲れ様です。

さてさて、県をまたいでの移動の自粛要請の緩和後第1発目の日曜日、延期に延期が続いていたバードウォッチングのイベントがやっっっっっっと開催できました!
これも全国の皆様が辛抱強く新型コロナウイルス感染拡大との戦いを続けてくださったおかげです。

ご家族以外の方との距離の確保、マスク着用のご協力ありがとうございました。
朝早い時間にも関わらずご参加くださった愛鳥家の皆様もありがとうございます。
幼鳥の姿が見られたり、お食事シーンが観察できたりスタッフにとっても有意義な時間でした。
木の葉っぱが茂り鳥を見つけるのに苦労した場面もありましたが、25種類の野鳥が観察ができました。
以下がイベントで観察された鳥です。
●カルガモ〇ホトトギス●コゲラ●アカゲラ●サンショウクイ●モズ●ハシブトガラス●ヒガラ●シジュウカラ●ツバメ●イワツバメ●ヒヨドリ〇ウグイス〇メジロ●コムクドリ●コサメビタキ●キビタキ●ニュウナイスズメ●スズメ●キセキレイ●カワラヒワ
●→姿が見れた 〇→声のみ確認

次回のイベントは、7/12、7/19「専門家と!夏きのこ観察会」です。
野生のきのこの中でも、食べられるきのこはごく一部。
ウッカリ判断を誤ると食中毒の危険があります。

例えばこちら、美味しいと評判のナラタケによく似た毒キノコ「ヒメアジロガサモドキ」

2007年にはご近所等へのお裾分けにより上越市で集団食中毒が発生しました。
きのこの専門家と観察会ができる貴重な機会です。
集めたきのこの鑑定だけではなくきのこについての色々なお話しが聞けちゃいます!

ぜひともご参加お待ちしております。
※今回は上越市、妙高市にお住まいの方のみの募集とさせていただきます。ご了承ください。
参加申し込み、お問い合わせはTEL:0255-86-4599又はお問い合わせフォームより

窓口再開に向けて

新型コロナウイルスによる全都道府県への緊急事態宣言措置を受け臨時休館をしています私達ですが、
ようやく休館の終わりが目の前まで見えてきました。

窓口を開けるからにはお客様とスタッフとの窓口に仕切り、今色々な施設の窓口にあるアレです
どうしたものかな・・・・

DIYしました!

透明ビニール袋を

こうして・・・

ここに・・・

こう!!

材料:木材2本と90Lゴミ袋

今後来館のお客様へはこのシート越しに、それ以外はマスクを着用の上ご対応させていただきます。

HP等でもお知らせいたしましたが、ようやくイベントができるようになりました。
(告知する前に中止となったイベントが数知れず・・・涙)

第1発目のイベントは「いもり池早朝バードウォッチング」です!!!
6/14 6/21に変更になりました(日)6:00より 詳細はコチラからご確認ください。
ようやくこの言葉が言えるようになりました。

みなさまのご参加お待ちしております。いもり池で会いましょう!

夏鳥が来ました

ついこの間まで、雪がふっていた池の平ですが、4月の末ごろから徐々に夏の鳥が渡ってきているようです。
夏鳥が来ていると風のうわさが耳に入り夏鳥求め右へ左へ・・・
ようやく本日夏鳥のノジコとキビタキを目視で確認できました!
キビタキの写真をどうぞ。

他にも雨が降ってきたため30分程度の探索でしたが野鳥は何種類か確認ができました。
カルガモ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、サンショウクイ、(ツツドリ)(アカゲラ)(アオゲラ)(ヒガラ)(イカル)
※()は鳴き声のみ

そして出てきて嬉しいものもあればそうでないものも・・・
オオハンゴンソウです。

スコップで掘って抜き取ったところ、根は茎の倍以上の長さがありました。
見つけた以上、見過ごすことはできません。

オオハンゴンソウとの闘いはまだまだこれからです