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ミズバショウ、五分咲きに

本日のいもり池の様子です。
現在、ミズバショウは3~5分咲き程度と思われます。

近くで、マヒワの群れに会いました。

20頭ぐらい目視できましたが、もっといたと思います。

マヒワ♀

枯れ草の上でゆらゆらしていました♪
4/12訂正。ノジコと記載しておりましたが、正しくは「マヒワ」でした。

今年のミズバショウは……???

こんにちは。
春日山ではカタクリの群生が見ごろを迎え、斐太歴史の里でもカタクリの花が咲き始めました。
いもり池周辺のミズバショウの状況についてお伝えします。
3月28日現在、いもり池周辺の湿原では、雪が溶けて湿原が見えているエリアもあります。
早い個体では、白い苞が少しづつ見えてくるようになりました。

ミズバショウ、咲き始めた個体

今シーズンの見ごろですが、もしかしたら例年よりも時期が前倒しになる可能性があります。
例年であれば4月下旬から5月の大型連休あたりが一番ピークとなっていますが、4月中旬から下旬頃になるかもしれません。
今後も随時いもり池周辺のミズバショウ情報をお届けします。ぜひお楽しみ!

工作に向けての準備

ここ一年、新型感染症の影響を受けて実施できなかった松ぼっくりやドングリ、木を使った工作。覚えてくださっている方はいるでしょうか。
旧ビジターセンターの時は開館中いつでも工作できる状況でしたが、現在スペースの問題や備品の共用問題があってなかなか開催が難しい状況でした。

今度久しぶりに工作ができそうな状況となりいそいそと材料集めに繰り出しました。
主にカラマツの松ぼっくりと、ドイツトウヒの松ぼっくりです。

花粉症対策をしっかりして林の中を右往左往……できうる限り肌を覆い髪の毛を仕舞い、メガネにマスクで袋を持っているので傍から見たら不審者かもしれなかったですね。

そうして集めてきた材料たちがこちら!

まだ個数的に寂しいのでもう少し数を集めたいところです。

拾ってきた松ぼっくり達はそのまま保管していると中に住んでいる虫に食われたり、土で汚れています。

汚れてもいい鍋を使って煮沸します。
熱湯で少しゆでることによって虫は死に汚れも落ち、雑菌も消毒されます。
お子様が拾ってきた松ぼっくり、どうしたものかと悩まれているお父様、お母様がいらっしゃればぜひお試しあれ。
ちなみに残ったゆで汁はこんな感じになります。

ゴミが沈殿しお湯が茶色くなって若干表面に油が浮きます。
長い時間茹でると色が抜けてしまうので注意が必要です。
野菜を茹でる時と同じような感覚で茹でていただければ大丈夫です。

鍋から上げてよく乾燥させたら完成です!
そのまま飾るもよし、デコレーションするもよし。興味のある方お試しください。

野鳥も動き出す春

3月も中旬を迎え春の気配が強くなってきました!
杉の木の花粉も飛び始め、マスクとお薬で耐え忍ぶ日々です……
積雪も1m50cmを下回り、スノーシューコースのCLOSEも目前です。

さて、今日は野鳥が数羽、いもり池案内所へ遊びに来てくれました!
事務所の窓から眺めた約10分の間にカケス、コゲラ、アカゲラ、キジバトの4種7羽確認できました。

カケス
アカゲラ
デーデー ポポーでおなじみキジバト

他にも目視で確認できなかった小鳥も数羽居ました。
春はバードウォッチングの季節!是非ともここ妙高高原でバードウォッチングをお楽しみください。
「双眼鏡が無いから鳥が見れない…」という貴方、双眼鏡のレンタルサービスも当館で行っております。お気軽にお問い合わせください。

スギ&ヒノキでお茶作り!

日本にある針葉樹の多くは、冬も落葉せず、青々と美しい色をたたえています。
妙高高原では、カラマツはすっかり葉を落としましたが、スギとヒノキは今も美しいものです。

そんな元気な葉っぱがあれば、お茶にしたいと思うのが人情。
今回は、その2つをお茶にしてみました。

左:ヒノキの葉 右:スギの葉

冬でもお茶は作れる!そんな野望を胸に、まずは枝を細かく分けます。

まずはスギの葉から

こまかくしたら、それを180℃程度まで温めたホットプレートに載せます。
私は野草茶を作るとき、いつもこうやって葉の水分を飛ばしています。
焦がさないためにはもっと低い温度の方が良いのでしょうが、私はスピード重視で高めの温度にしてしまいます。

結論から書くと、このやり方はオススメできません。
この後、大量の煙が出てきました。
スギですからね、そうなりますよね。

ただ問題は、この煙にはかなり「ヤニ」が含まれるハズで、
あまり吸い込んでしまうのは、健康のことを考えると、避けた方が無難だと思いました。

この方法を試す際は、設定温度は低めにし、必ず換気を行ってください。
もしくは天日干しで乾燥させるのが一番だと思います。

スギの葉を素手で千切っているときも、ヤニがついたらしく、しばらく指がベタベタしました。

煙を避けながら頑張りました

ある程度まで温め続けると、水分が飛んで、カラカラになってきました。
最初から枯れ枝を拾ってきても同じだったんじゃないかと思えてきます。

続きまして、ヒノキです。いい香りがします。

ヒノキの葉は、温めながら、すごく良い香りがしました。
この香りのためだけに、ヒノキの葉を常日頃から温めておきたいぐらいです。
ただスギ以上に火加減が難しく、あっという間に焦げてしまいました。

そしてできました。
スギ茶、ヒノキ茶です!

どちらも葉が硬そうなので煮出した方が良さそうです。
ただコンロが無いので、今回は湯を注いで10分ほど置いただけにしました。

そして待つこと10分・・・

香りは・・・とても良い!
スギの葉はホットプレートで温めているとき、まるでスギ林を一箇所に凝縮したようなキツめの匂いがしたので不安だったのですが、お茶になるとすごく良い香りです!

そして味は・・・おいしい!
これがスギ味か、と思い知らされるような独特さはなく、スッと飲みやすい味でした。

ヒノキ茶も香り高く、味も整ったおいしいお茶でした!

スギ茶です。ヒノキ茶は撮り忘れてしまいました。

今回、私も初挑戦だった上、成分が不明ですので、自ら試飲しました。
しかしこんなに美味しいお茶になるとは、正直、意外でした。
こんなに美味しいなら、冬でも野草茶、作れてしまうかも!?

最後に野草茶作りの注意点です。
野草茶は成分が不明な場合が多く、毒成分が無いかなど、書籍を用いた十分な下調べが必要です。
「安全」とうたわれる場合でも、複数の植物を組み合わせてしまった場合(ブレンド茶)、思わぬ作用を引き起こす場合があります。
一度に飲むのは一種類までにした方が良いと考えております。
一種類であっても大量に飲んでしまうと、やはり健康を害する恐れがあります。

また木によっては細菌や病気に感染している場合があります。
実際に妙高高原でも、てんぐ巣病という病害にかかったスギが数多く見られます。
人間への影響が不明ですので、必ず避けてください。
事前に、木や病気のことをよく調べる必要があります。

また植物の採取は必ずご自身の私有地など、問題の無い場所で行ってください。
いもり池周辺を含む国立公園内でも、植物等の採取は厳にお断りしております。

・・・と、注意点は数々ありますが、野草茶作りは楽しいものです。
味覚も使ってこそ「五感で自然を楽しむ」。

そんな素敵な体験、皆様もいかがでしょうか!

ほんどりすコース整備と発見

1月下旬にオープンしました常設スノーシューコース「ほんどりすコース」。
多くの方からトレッキングにご利用いただいております。

昨日、何度目かのほんどりすコースの整備を実施しました。
先週、妙高高原では24時間で50cm以上の降雪が続き、2日間で1m以上と、大幅に積雪が増えました。
それによってほんどりすコースの一部に高く雪壁が出来ており、歩きにくくなっていました。

コース内の数か所で、壁になっているところに階段を作り、歩きやすくしました。

定期的に私達スタッフが巡回、整備を行っております。
しかし階段が崩れたり壁になっているようなことがあり歩きにくくなっていた際は、当館へご連絡ください。

整備の為にコース巡回していると、様々な発見があります。

発見したこちらの木の穴。よーく見ると……
 
ドングリ!
リスか誰かの食品庫でしょうか?
置いた本人はちゃんと覚えているのかな?
普段雪のないシーズンは遥か頭上にある樹洞ですので、見ることはできません。
スノーシューを履いて雪の上を歩くことで見ることができる特別な体験です。

3月28日まで、自然解説などを交えたスノーシューガイドツアーを開催しています。
レンタルスノーシューで自由に散策することもできます。
ご利用お待ちしております。

落雪注意!

暦の上では春を迎え、関東地方では春一番が吹き日本列島に杉花粉飛散の前線も北上しております。徐々に春の気配が遠くから近づきつつあるようですが、ここ池の平はまだまだ冬真っ盛りです。

さて、ここいもり池案内所の入っている「アルペンブリックガーデン」は、屋根の雪降ろしのいらない自動落下式の屋根です。
雪降ろしの手間がかからないのですが、反面落雪による事故に気を付けなければなりません。
事務所の中から落ちていく屋根の雪の映像を撮影しました。ご覧ください!

音声は消してありますが、実際屋根の上を雪が滑る音と地面にドサドサと落ちる雪の音がかなり大きな音で聞こえてきます。
屋根の上から落ちてくる雪はかなり固くなって重くなっています。落雪に巻き込まれたらひとたまりもありません。
固い落雪は車も壊れる威力です。

落雪の危険個所にはコーンを設置し、お客様のお車が落雪の被害にあわないようにしています。
敷地内の除雪業者さんからも、会社の車がこのコーンの向こうのあたりで車が数台つぶされているお話し伺いました。(汗)
今年はここ妙高だけでなく妙高市の新井地区をはじめ上越、糸魚川市などが災害救助法適用となる大雪となったことは記憶に新しいですね。
雪が降った直後だけではなく大雪の数日後も事故に気を付けなければならないですね!
1月の大雪で被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。

本日2月2日は「世界湿原の日」です。

世界湿原の日とは。環境省ホームページにて以下のように紹介されています。

 世界の湿地の保全を目的としたラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)が1971年2月2日に採択されたことを記念して、毎年2月2日は「世界湿地の日(World Wetlands Day)」とされています。この日にちなみ、2月2日の前後には、行政機関、NGO、市民団体など様々な団体により、湿地の価値に対する認識を高めるためのイベント(自然観察会や講演会等)が開催されます(引用終わり)

ここ妙高高原いもり池湿原もまた、環境省の選定した「日本の重要湿地500」(*1)の一つです。

いもり池(画像下部)沿いの湿原(画像中央)夏ごろ。「日本の重要湿地500」他、国立公園第1種特別地域に指定されています。

この湿原は、その数10万株と言われるミズバショウの生育地であり、季節を問わず多くの来訪者で賑わう、この地区にとって重要な観光資源でもあります。

しかし、発表されている「10万株のミズバショウ」とするには、どう数えてみても、それほどあるようには見えません。
それは、ミズバショウの数が減少傾向にあるためと考えられます。

ミズバショウは「地面が湿潤で、夏には日差しから守られる程度に日陰となる場所」を好みます。
また種子は水流に乗って分布を広げますから、水に浸かるぐらいの状態でないと分布を広げることができません。
しかし近年、「湿潤な」湿原を保つことが難しくなってきています。

ヨシやガマなど、背丈の大きな植物が秋冬になると枯れ、それが腐り切ることなく湿原内に堆積しつづけたことによる陸地化が考えられる理由の一つです。

ヨシ。人の背丈よりも大きく育つ上、写真のような密度になります。足元にはミズバショウがあります。

湿原の草原化、そしてゆくゆくは林や森になってしまわぬよう、旧妙高高原ビジターセンターでは工事閉館中の現在も、グリーンシーズンにはヨシ刈りを継続しています。

ただヨシが多少ある状態であれば、夏には日陰となるため、ミズバショウにとっても有益のようです。
そこで、湿原内に樹木(ミヤマカワラハンノキ)を残すことで、樹木の日陰でヨシの成長を抑えつつ、ミズバショウの生育にとって良いバランスになるよう慎重な保全活動を行っています。

重機が入ると湿原が踏み固められて駄目になってしまうため、作業は人力で行われます。

湿原の中を見ると、ミズバショウやミツガシワ、ミズチドリ(絶滅危惧Ⅱ類=絶滅の危険が増大している種)といった湿原の植物が今も数多く生育しています。

こうした貴重な湿原の植物や、それに集まる生き物を後世に残すため、今年もまた春から様々な活動を行っていきます。

ヨシの運び出しも人力。特に夏は過酷な作業ですが、年々ヨシの成長が抑えられるようになり、他の湿原植物の数が増えてきました。

いもり池遊歩道は4月下旬のミズバショウシーズン前に開通予定です。(現在は積雪あり)

開通次第、またお知らせいたします!

*1 「日本の重要湿地500」とは(環境省ホームページより)
 「湿原・干潟等の湿地の減少や劣化に対する国民的な関心の高まり、ラムサール条約における湿地定義の広がりなどを受けて、ラムサール条約登録に向けた礎とすることや生物多様性の観点から重要な湿地を保全することを目的に」選定された湿地。

旧妙高村の住民が話した逸話?「大寒の頃に雨が降ると……」

私達職員の一人が旧妙高村地区で暮らしているのですが、ご家族からこんな話を聞いたそう。

「大寒(今年は1月20日)の頃に雨が降っていると、もう(その冬は)大した雪は降らない」

この話、私は初めて聞きましたが、どうなのでしょうか。
その真偽は今後の雪の降り方で追ってみたいと思います!

とは言いつつも、今日はいもり池周辺でも少しだけ雪が降っています。
今朝8時半頃からで積雪5センチほどです。

一見すると駐車場も真っ白ですが、駐車に支障はなさそうです。明日の朝までに除雪されます。

予報では31日(日)の夕方までは降るようです。
今朝で積雪120センチ程度と、やや雪が少なかったので、この数日でまた妙高らしい景色になるかもしれません。
しかし「大寒の頃に……」の話の通り、このまま春を迎えてしまうのでしょうか!?

明日と明後日はいよいよスノーシューガイドツアーです!
今晩の雪で、明日はどんな景色になっていることでしょう。
新雪に最初の足跡を刻んできます!

参加ご希望の方は、明後日の開催分は明日17時までにご連絡いただければご参加いただけます。
春が来る前に、ぜひお早めにお申し込みください!

スノーシュー「ほんどりすコース」オープンしました!

「ほんどりすコース」の道標を設置しました。
旧 妙高高原ビジターセンター脇から出発し、
道標(1番~72番まで)をスノーシューで歩いて回れる、
およそ2時間程度のコースです。

道標は木に付けています。各道標の場所から次の番号の道標を見つけてください。
また、場所によって次の道標が見つけにくい場所があります。

スタート地点の1番は、旧妙高高原ビジターセンター(現在工事中)脇の道路沿いから見つけることができます。
近日中にスタート地点の大きな看板が設置されます。

詳しくは、当館ホームページの周辺の散策路のページをご覧ください

コースの中には迷いやすい場所もございますので、
必ず地図をお手元にご用意ください。
地図のPDF版はコチラでご覧になれます。印刷してご利用ください。

印刷されたコース地図(A4サイズ一枚)は妙高高原いもり池案内所、
ならびに周辺の観光案内所(池の平、杉野沢、赤倉、新赤倉)でも配布しております。

また、妙高高原いもり池案内所からスタート地点までの地図はコチラ
(クリックすると画像ファイルが開きます)

「ほんどりす」コースは、積雪期のみご利用いただけます。
おおむね3月下旬までの予定ですが、雪の状況によって前後します。
ご了承ください。

道具さえ持参していただければ、コースは無料でご利用になれます。
ほか、スノーシューのレンタル、ガイドツアーのご用命など、
詳しくはスタッフにお尋ねください♪